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今鶴実践社労士事務所
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荷待ち時間の15分についての、対話できる現場づくり
──従業員約45名、地域の食品輸送を中心に担う運送会社での事例
制度を整えるだけでは、ドライバーの「どうせ変わらない」という空気は動きませんでした。声を届く形にすること、そして小さな改善を確実に積み重ねることから、少しずつ現場が変わっていったプロセスです。
▶1. きっかけ:定着しない、応募が来ない
以前からお付き合いのあった運送会社の社長から、「ドライバーが定着しない。求人を出しても応募が来ない」という相談を受けました。給与や労働時間の見直しはすでに進めていましたが、それだけでは状況が変わらないという実感が社長にはありました。
▶2. 現場に染みついていたもの
個別に話を聞いていくと、賃金や労働時間そのものより先に、「言っても変わらない」という諦めの方が根深いことが見えてきました。過去に何度か要望を出し、実現しなかった経験が積み重なっていたためです。制度の中身を直す前に、まずこの空気に向き合う必要がありました。